司法書士法人南海リーガル

事例

• • 相続全般

  相続財産が多岐にわたるケース

  相談内容

  相談者は県外在住の60代男性で、母親が他界したことをきっかけに当社へご連絡をいただきました。
  
  相続人は相談者、兄弟姉妹二名の計三名ですが、いずれも県外で暮らしており、地元に一人暮らしを続ける高齢の父親も含め、手続きが滞りがちでした。
  
  相続財産には母が居住していた土地と建物のほか、複数の金融機関に預けられた預貯金、証券口座に保有する株式や投資信託、さらには生命保険契約まで多岐にわたっていました。
  
  お父様の老後の生活や将来の相続に備えたいという要望と、遠方に住む子世帯の負担軽減を同時に叶えたいという背景がありました。

  解決

  南海リーガル相続相談室では遺産承継業務として本件を正式に受任し、まず戸籍や住民票を集約。
  
  相続人の確定を行うとともに、金融機関各社への照会を通じて預貯金や証券の残高を洗い出しました。
  
  併せて不動産登記簿謄本を取得し、登記内容の確認も進めました。
  次に、調査結果をもとに詳細な財産目録を作成。不動産の評価額や株式・投資信託の時価を整理し、相続税の試算を行ったうえで、相続税申告が必要な見込みであると判断しました。
  
  そこで連携先の税理士事務所をご紹介し、節税策を含めた申告プランの立案を依頼しました。

  ポイント

  南海リーガル相続相談室をご利用いただく最大の利点は、相談者が県外にお住まいでも全手続きを一括して代行できる点にあります。
  
  戸籍や住民票の取得はもちろん、各金融機関への書類提出や名義変更手続き、解約・払戻し手続きも当社で対応。相談者ご本人やお父様が何度も役所へ足を運ぶ必要はありません。
  さらに、不動産の相続登記に際しては司法書士と連携し、法務局への申請書類作成から登記完了までをワンストップでサポート。
  
  株式や投資信託の口座名義書換え、生命保険の受取手続きも当社を窓口に手配させていただきました。